先輩インタビュー

営業本部/事務
2022年(入社4年目)

竹本 吏功

大きな責任感を胸に臨む入札業務
会社や社会への貢献を実感できています

 国や県、市などの自治体や NEXCO(ネクスコ)などが公告する公共事業の入札を担当しています。主な業務は自治体の発注見通しの確認や情報収集、申請書類の作成、入札金額を算出する積算、入札、契約の締結などで、一連の業務は電子化が進んでいます。学生時代は情報システムを学び、建設・土木業界についての知識は全くありませんでした。そのため入社後は業界の専門用語などに苦労しました。
 たとえば、国土交通省が出している「 公共建築工事標準仕様書」は積算に欠かせないのですが、十分に理解できているかと言われればまだまだです。少しでもスムーズに仕事が進められるように知識を積み重ね、更新する毎日です。

 入社以来、部署内のチームワークにも助けられてきました。上司や先輩への相談も気軽に行える雰囲気の良さは就活のときにも感じられた社風そのままで、特に上司や先輩から若手に対する丁寧なサポートは、組織全体に浸透していると感じています。知識ゼロからスタートした私がこれまで担当した入札はすでに 150 件を超えましたが、それも上司やチームの支えがあったからこそです。
 私たちの仕事の根幹は積算にあると思っています。積算は専用のソフトを使い、仕様書を確認しながら必要な資材の量や機械の台数、燃料費や人件費をはじめ工事費用を割り出していく作業です。いかに精度を高められるかが入札チームの腕の見せ所で、発注元の自治体や資材の業者などに繰り返し問い合わせることも少なくありません。
 会社の売上や成長を左右する部署なので課せられた責任も大きいですが、それがいい意味の緊張感になっています。苦労することもありますが、だからこそ無事に入札できたときの安堵感も大きいですし、当社全体の業務の「起点」になれたという満足感も得られています。

 近年の入札では、提示金額だけでなく企業自体の社会貢献度や経営状況などを加味する「総合評価方式」が採用されています。つまり、企業全体が評価されているというわけです。当社は公共インフラの建設や維持管理をはじめ社会性の高い事業を数多く手がけていますし、能登半島など国内の災害復旧にも率先して参加してきました。
 世の中に認められている企業、そして人々のより良い暮らしを支える企業の一員として役に立てているという実感は「 もっと成長したい」という気持ちの原動力になっています。

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