建設本部/土木施工管理
2023年(入社3年目)
桂 沙也賀
国道2号、9号、191号を管轄とする「下関国道維持工事」に携わっています。道路のメンテナンスや損傷復旧、交通事故や落下物の処理、土砂崩れなどによる災害復旧などが主な業務です。
自然災害など緊急時には退勤後でも急な応援を求められる場合もあるので、気象予報にはとても敏感になりました。工事の際には現場監督を担当しており、除草や側溝の清掃、倒木の処理などにおいても、作業が円滑に進むよう指示・監督を行っています。 正直、大変な場面もありますが、「 楽しさ」 「やりがい」がそれを上回る日常に充実を感じることができています。その理由の一つが、風通しのよい職場環境です。現在は当部署に異動して間もないため、学びながらの業務がほとんどです。分からなかったり判断が難しかったり苦労に直面することもあります。
それでも、上司や先輩がフランクで質問もしやすく、みなさんのサポートによって確実にスキルアップできているという実感もあり、苦手や不慣れな業務にも安心してチャレンジできています。
また、資格取得に対するサポートが手厚いことも理由の一つです。業務に必要な資格の取得は手当の増加にも直結するのですが、試験前には社内で講習会もあり、合格時の費用補助とともにメンタル的にも支えられています。
おかげで入社後、2級土木施工管理技士や2級建築施工管理技士のほか、高所作業車など建設機械の重機免許を取得することができました。業務で最も大切な「 安全管理」についても試験勉強や免許・資格の取得を通じて理解できたことが多く、それらも成長の大きな後押しとなっています。
そして最後に、これが最大の理由とも言えるのですが、入社を決意した要因でもある 「ワークライフバランスの充実」です。緊急性が求められることもありますが、基本的にオンオフのメリハリがしっかりしていて有休も希望通りに取得できています。プライベートでは大好きなスポーツに打ち込む時間を十分に取ることができ、体力作りも兼ねて仕事への大きなモチベーションとなっています。
入社するまでは、道路や橋梁など公共インフラの成り立ちや、道路の維持管理がどのように行われているのか、ほとんど知識はありませんでした。しかし、実際に働き始めると想像以上に多くの人が関わり、様々なスキルを持つ人たちによって支えられていることに気付かされました。
今、胸中に生まれているのは私自身がその一人であるという小さな誇り。近い将来、この気持ちを堂々と後輩に話せるように、さらなる成長を目指して頑張る毎日です。
先輩インタビュー