山口大学・日立建設(株)環境改善対策効果確認の為共同試験実施中

 近年、都市部における環境問題として、都市の地表が建物や舗装ですっかり覆われてしまう為、雨水が地下に浸透せず、集中豪雨で排水路が溢れ、 中小河川が氾濫する都市型洪水に見舞われています。又、アスファルト舗装や高層ビルの普及により、自然環境すなわち土の地表面積が減ることにより、都市部での表面温度が上昇し、「ヒートアイランド現象」 の原因の一つとして問題になっております。
 地球にとって、かけがえのない水資源である「雨水」を地中に還元することにより、夏期の都市部のヒートアイランド現象を緩和し、湧水を復活させたり、 樹木や草花を成長させ、都会に「水と緑の潤い」を再生させ、人と自然にやさしく快適な環境を創り出す企業の一員として、山口大学と共同で屋上緑化・保水性舗装等の環境改善対策効果確認の試験を実施しております。