近年廃棄物の焼却灰の最終処分場不足が問題となっており、焼却灰の無害化・減容化のため、高温溶融処理したスラグ化技術が注目されています。
 平成14年より、このごみ溶融スラグの有効利用を山口環境保全共同組合に加入して進めてきており、山口県、宇部市の単独事業を中心に利用が 広がり、利用率も徐々に増えてきました。平成26年には、補助事業での利用も可能となったことから、さらに利用率が増えてきて、平成29年度で52.1%となっております。


T.溶融スラグとは?
   ガス化溶融方式と灰溶融方式があり、超高温(1200℃)下で加熱、燃焼し、 無機物を溶融した後に冷却したガラス質の固化物で、砂の代替品として利用が可能です。
  
U.溶融スラグの安全性(平成3年環告46号)
項 目 基準値(mg/l)
カドミウム 0.01
0.01
六価クロム 0.05
ひ素 0.01
総水銀 0.0005
セレン 0.01
フッ素 0.8
ホウ素 1.0

V.溶融スラグの課題
・利用は公共工事が大部分である。
・社会的には、まだ認知不足である。

W.溶融スラグの有効利用
「山口県認定リサイクル製品」として承認されており、次のような製品があります。
ごみ溶融スラグを使用した製品は、一般品と比較しても差異がない品質との評価を得ています。

(1)コンクリート二次製品
  @ 境界ブロック、平張りブロック
  A 側溝
  B 擁壁、間知ブロック
  C 水路、集水桝
  D インターロッキングブロック
(2)アスファルト合材